女性の生き方はいつの時代も大変

JJとその時代
女のコは雑誌に何を夢見たのか
作家鈴木涼美さんの本を読みました。

涼美さんの本は何冊か持っているのだけど、私の生きづらさをドンピシャで言語化してくれて、読んでいてスカッとします。好きです。(突然の告白)

私自身はJJ世代より少し下なのだけど、2000年代あたり中高生だった私は、個性派ファッションとサブカルに憧れたジッパー読者でした。(若い子たち知ってるかなー?)

今は雑誌が売れないとよく言われているけれど、SNSの普及だけが原因ではないだろうと涼美さんは書いています。

90年代〜00年代は、読む雑誌がそのままアイデンティティになっていて、ギャルなのか、個性派なのか、ノンノ系なのか、カテゴライズするわけです。おそらくアラフォーの皆さんは心当たりがありますよね。笑

それでね、JJが売れた理由というのが、「女の子の生き方の指標となる教科書」的な雑誌だったからなんですって。
もはやファッション誌ではない、というわけです。
女の子の生き方とは?となりますよね。
「ハイスペ夫をゲットするための教科書」がJJなんです。びっくりなことに、JJ創刊から10年以上、男性が編集長をしていたそうです。完全に男目線の、男が喜ぶ女を製造するための雑誌と言えないこともないです。
その後、JJを卒業したらvery妻になるという。

今の時代感を見ると、明らかに古い価値観であることは否めないですよね、まぁ、だから売れなくなったのかなぁーなんて素人の私は思うわけです。

だからと言って、全員が人生の教科書が必要なくなったわけではないと思うのだけれど。
自分の好きに生きなさいってことなのかしらね。正論は、時々苦しいね。

この20数年で、こんなに社会の価値観が変わってたなんて、気づいているようで、自分自身は何も変わっていないような、38歳の今、そんな思いです。
etoile positive aging

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