体のコンプレックスとどう向き合う?

こんにちは。
7月が終わりますね〜。
今月は、ありがたいことにご新規様がたくさん来てくださいました。こんな小さなサロンを見つけてくださったことがとても嬉しいです。感謝申し上げます。

美姿勢のメリットは、たくさんあります。疲れにくい体を目指すことだったり、血液やリンパを効率よく循環させることや、体のシルエットを美しく見せること、メンタルの安定など、いいことづくしです。

その中でも今回は、「見た目のコンプレックスとどう向き合うか」を考えてみたいと思います。

ある調査では、女性の約9割以上が、自身の容姿にコンプレックスを抱えているという結果が出ています。
私なりの解釈としては、男性優位な社会が作り出したルッキズム(外見至上主義)によるものだと思っています。
日本人の場合、太っているより細い方が良いとされたり、若い方が美しいとされる風潮がありますよね。さらに言えば、胸が大きいことで自分の意に反して注目を集めてしまったり、高身長ゆえに良い意味でも悪い意味でも目立ってしまうなど、その人にしか分からない悩みは多数存在しています。

美しい姿勢で生きていくことは、とても理想的です。
てすが、背が高いことに悩んでいる人は、少しでも背を低く見せようと猫背が癖になっている、ということがあるとしたらどうでしょう。コンプレックスが解消されなければ、いくら施術をしても猫背のままだと思いませんか?
胸が大きくて悩んでいる人は、目立たないように猫背になっている可能性があります。同じようにコンプレックスを抱えたままであれば、猫背を改善させるのは、より難しくなってきます。
そういう、自分の中の違和感みたいなものにどう立ち向かって、どう向き合って、どう折り合いをつけて生きていくか、というのもすごく大事だなぁと思うのです。

社会学者の岸政彦先生は、ある対談の中で、
「身体的な解放感と自己肯定感って、すごくフィジカルなもの」と言っています。
恋人から「顔が好き」「あなたの体が好き」と言われたたきに初めて、何もしなくても愛されていると実感できた、という話を聞いて、それは正しいなと思われたそうです。

この対談を読んで、腑に落ちたんですよね。「自分を好きになろう」みたいな小っ恥ずかしいことではなくて、フィジカルを肯定する、ということがしっくりきたんです。

私は美姿勢エステティシャンだから、みんなによい姿勢で素敵に生きてほしいと思っているけれど、ルッキズムに引きずられたくないという矛盾した気持ちを今もずっと持っています。

「そのままのあなたが1番素敵」と、手から伝わればいいなと思います。

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